HiTOS2011チャレンジ&エキスパートカップ第1戦

 
 

3月11日に起こった東日本大震災を後に4x4トライアルのレースを開催すべきか実際悩んだが、自分たちが元気であることを証明するために当初の日程通り開催することに決定した。

参加台数はチャレンジカップに16台、エキスパートカップのNクラス4台、Pクラス3台で当日エントリー料の値下げ等を行った割にはあまり台数が増えていない。

今年も全5セクションをチャレンジカップ、Nクラス、Pクラスの難易度に合わせてゲートを通過する方式で同じセクションを混走、オフィシャルはチャレンジカップ参戦者が交代で行う。


チャレンジカップの総合優勝を飾った木本選手はセクション1を唯1人クリーンでゴールした他第5セクションもクリーンで総減点5とレース前に「今日は結果に拘りたい」と語っていた通り安定した走りを見せてくれた、彼が所属するチーム酷道はその他にも第3位の摩嶋選手は初めてトライアル競技に参戦し初表彰台で尚かつオープンデフクラス1位にも輝き期待の新星として注目され、4位の宮崎、6位の馬庭選手も初参戦で初入賞となり上位を席巻する形となった。

総合第2位の田川選手は去年のNクラス年間チャンピオンの実績がプレッシャーになるかと思われたが減点9(1クリーン)でプライドを守った、実績十分のベテラン秋本選手が総合5位+オープンデフクラス2位となった。

オープンデフクラス3位となった佐藤選手は序盤の減点10が悔やまれたが良く立ち直ったと言える、今年新設された4ドアクラスは小林、足羽選手とも豪快に走り回ったが経験に勝る小林選手の貫禄勝ちだった。4ドアクラスにもっと参戦する人が増えればもっと盛り上がるのだが。。



エキスパートカップのNクラスは福田選手が別格の減点2で走りきり優勝、2位の陶山選手(減点31)が「自分との実力差を今日は特に痛感した」と言わしめるほどだったが当人は「やっぱりタマダは面白いね」とコメント。3位の山崎選手、4位の段原選手とも今後は福田選手がベンチマークとなるのでは無いだろうか?


Pクラスは2年連続このクラスを制している山野選手が難易度の高いゲートを全てパスし 3クリーンの減点4と2位の石山選手を11点差で軽々振り切り今期初勝利「初戦にしては難しかったね」とコメント、今後は久しぶりにノントラブルだった石山選手と初戦でやや固さが見えた岸選手の巻き返しに期待したい。


P、Nクラスとも参戦者数が伸び悩んでいるが是非とも第2戦以降は地元勢が遠征者を迎え撃つような形になれば良いのだが。

 

シーズン開幕

開催日:2011/03/13

場所:スポーツランドTAMADA

レポート:HiTOS栗原