HiTOS2012チャレンジ&エキスパートカップ第1戦
開催日:2012/03/18
場所:スポーツランドTAMADA

レポート:HiTOS栗原

 
 

今年も始まりましたHiTOS4x4トライアルのシリーズ戦

開幕戦へのエントリーはチャレンジカップ20台でそのうち3台がオープンデフクラス、2台が4ドアクラス。エキスパートカップNクラスはエントリー無し、Pクラスは石山選手1台で不成立となった。
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去年に続き遠路はるばる高知から半数の10台が大量エントリー
そして愛知からやって来てくれた二階堂さん(\(^o^)/オ)を迎え撃つ中国勢の顔ぶれとなった。


天候は微妙な曇天で走行順によって有利不利が出る可能性もあるがそれが自然を相手にスポーツするトライアルの面白みでもある。

またギャラリーの中に懐かしい顔を発見、九州から遊びに来てくれた竹内、清水さんはかつてPクラスを沸かせてくれた名ドライバーだ。


午前中最初にオープンされたのは第1セクションと第2セクションで第1セクションはSSセクションだったが中間のぬかるんだ360度モーグルターンで向きを変えきれない選手が多く半数が減点10となったが唯1人陶山選手がクリーン、減点1で松村、佐々木、山中選手が続いた。

第2セクションにもキャンバー斜面の360度ターン、以外にもバックターン等のテクニックを駆使して曲がりきれない選手たちをよそにオープンデフの末次選手が絶妙のライン取りでクリーンをもぎ取るのだから面白い。

3セクション、第4セクションはゲート方式で決められたゲートを順不同で通過する必要があり、下見の時には井戸端会議の様相になる。第3セクションはタイトな設定の上に降り始めた雨で滑るラインは予想以上に手強くクリーン無し。

逆に本日一番のサービスセクションとなった第4セクションは12台のクリーン通過者が出たが、Pクラスで走った石山選手には一番の見せ場となるゲート設定で豪快なアタックでギャラリーの喝采を浴びていた。

第5セクションは第2セクションの逆走なのだがポイントはやはり360度の斜面ターンでリベンジを試みた選手をことごとく跳ね返した。


チャレンジカップ第1戦の総合優勝は陶山選手!本人はレース内容に満足していなかった様だが流石に去年N車両でPクラスへ参戦していたこともあり、ある意味貫禄がちと言ったところか、意外なことに陶山選手はチャレンジ初優勝だったんですね。

2位は2011年度のチャレンジカップチャンピオンの松村選手、減点数は陶山選手と同じ7だったがクリーン数の差で惜しくも2位だったが確実な走りは今年も健在である。

3位は佐々木耀亮選手が減点9に抑えて奪取、申し訳ないが全くノーマークだったため写真が残って無い(泣)。このメンツの中で3位は大したもんだ。4位は渋い走りの永野選手、5位はマスクマン丸岡選手、6位はODマスタ佐藤選手だった。


オープンデフクラスは3名のエントリの中で総合6位に食い込んだ佐藤選手がどや顔の1位、2位は永遠のライバル末次選手、ミスコースが無ければ逆転も?3位の岸選手ブービー賞で悔しそう。



4ドアクラスは今回のセクション設定と雨によるトラクション不足に苦しみ小林選手が総合18位、足羽選手が満点の20位に終わり表彰台ではやけくそ気味のガッツポーズを取ってくれた。


Pクラスは今回下見に来ていた九州勢の参戦も期待出来るため台数増を期待したいと石山選手がアピールしていた。


次回第2戦は5月20日に開催だ!

コース設定に力が入りそうだな。。。。

 
2012シーズン開幕