HiTOS2012チャレンジ&エキスパートカップ第2戦
開催日:2012/05/20
場所:スポーツランドTAMADA

レポート:HiTOS栗原

 
 

5月になり初夏を感じられる季節となりました、ここスポーツランドタマダでも爽やかな風が感じられる季節となり前日から泊まり込みでエントリーする選手が多かった。

チャレンジカップの参加者は27台(内オープンデフ6台、4ドア2台)と最近では最多のエントリー数で遠路はるばる来てくれた遠征者(高知10台、愛媛4台、兵庫1台)が増えた結果だ。

Pクラスは第1戦が1台で不成立となったが九州(竹内、清水選手)から2台、2012年度チャンピオンの福田選手と地元の石山選手を含めた4台となった。



天候は若干の曇り模様だが路面は雨天が少ないため堅く締まり滑ることが予想される。


午前中は先ず第1、2セクションがオープン。第1セクションは林間セクションからモーグルを通り最後は産業用タイアを通過する設定でチャレンジの選手はクリーン数11台となり見た目程の難易度は無い様だ、Pクラスは期待の九州勢が慣れないPクラス専用ゲートに戸惑いが見られ揃って減点10となった。


第2セクションは本部前の小山を使った完全ゲート方式を採用したSSセクションでチャレンジが3ゲート、Pクラスは更に専用ゲート2つを通過するのだが順番次第で難易度は変化するので各選手の個性が見られて面白い。

チャレンジクラスは永野選手が唯一のクリーンを記録している。Pクラスは清水選手が敢えて難易度の高いガレ場を昇るラインを選択しクリーンを記録しギャラリーから賞賛を受けていた。


前半の2つのセクションを終えてチャレンジのトップはオールクリーンの永野選手がトップ、減点1で陶山、佐々木(耀亮)、末次、 丸岡選手が続いている。

Pクラスは減点10で清水、福田選手が並んでおり石山選手が1点差で続いている。


第3セクションはチャレンジ、Pクラスとも最難関の設定でチャレンジの平均減点が5.1点で勢い余って横転する選手もいた、Pクラスは扇丸太の上で90度ターンする箇所が狭いため全車が最大減点を喫していた。


第4セクションは2つ目のフルゲートセクション、最後のゲートが馬の背上の位置にありアプローチするラインに苦慮していた。


第5セクションは第1セクションを逆走する設定、チャレンジでは入り口の産業用タイアに捕まる選手が案外多く次のモーグルへのアプローチラインを気にし過ぎた為か?

Pクラスは最後にエンジンがかかった?竹内選手が唯一このセクションをクリアし実力の片鱗を見せてくれた。


チャレンジカップの総合優勝は第1戦に続き陶山選手がトータル減点2で2連勝を飾りお立ち台のてっぺんを獲得しシリーズチャンピオンに大きく前進、2位の石川選手(明徳)は以前タマダで走った時は余り良い成績が残せなかったそうだが見事にリベンジを果たした?3位の津田選手は終止安定した走りで初めて表彰台の末席に立ち本当に嬉しそうだった。4位は増田選手、5位は佐々木(亮一)選手、6位は植田選手がランクル乗りとして久々の入賞。


オープンデフクラスは佐藤選手が2連勝、減点16で総合12位は納得いかなかった様だがクラストップの座は守った、2位はまたしても末次選手で打倒佐藤選手を誓っていた、3位は兵庫から遠征してきた船曳選手で前半のツマヅキが悔やまれた。



4ドアクラスは小林選手が減点28で1位で同チームの足羽選手を寄せ付けなかった。



Pクラスは福田選手が減点30で文句無しの1位、まだまだ進化中の腕前は誰もが認めるテクニシャン振りを発揮してくれた。2位の清水選手はクリーン数差で追撃する竹内選手を振り切った。


まとめ

今回は四国、九州、兵庫からの多数の遠征者を迎えることができて嬉しかった、地元の中国勢の巻き返しを今後期待したい。

 
初夏の第2戦