HiTOS2013年チャレンジ&エキスパートカップ第4戦

 
 

9月1日に開催予定だった第4戦は台風15号の影響で10月20日に日程が変更されて開催されました。

岡山のチャイナカップと日程がバッティングしてしまった影響で出場出来なかった選手には申し訳なかったが、エントリーはチャレンジカップが8台(オープンデフクラス4台)、エキスパートカップは石山選手1人でやや寂しい人数だが、シリーズ最終戦ということもありチャレンジカップ年間王者を狙う依光、末次、佐藤選手は元気な姿をみせてくれている。


路面コンディションは若干の小雨が降った影響が心配されたが、程よい湿り気がベストグリップを生み出す状態の元、レースは比較的に簡単な設定の第2セクションと逆走の3セクションからスタートした。

いの一番にアタックを開始した石山選手がキャンバー、斜面の轍等が程よくミックスされた設定を余裕のクリーンでゴールしたのを皮切りに、後続の選手も駆け引きをしながらも順次コースインしていった。

順走では殆どの選手がクリーンで通過、逆走の3セクは入り口の起伏がオープンデフクラスには難しい設定、ポールぎりぎりを攻め過ぎた末次選手はポールタッチで10点、佐藤選手は安全な2点バックラインを選択しゴール、景山選手も3点、永崎選手は10点。

一方の2ドアクラスは起伏を気にする事無く全車がクリーンで通過、2つのセクションを消化した時点で依光、中山、岩本選手がオールクリーンとしトップ争いをリードする形となった。


続く第4セクションは扇丸太横のモーグル、V字が点在する中にゲートを配置、この日最も難しいタイト設定は選手を悩ませ最大減点の山を築く結果となったが依光選手はベストラインを見いだしクリーンで通過、もう一人ダークホースの岩本選手も減点4で抑え2人の一騎打ちの様相。


第1セクションは入り口を急坂を滑り降りモーグル指定ゲートを通過する設定、末次選手が攻めの走りでクリーン通過、これを見た依光選手は更に過激なラインを選択し痛恨の転倒10点、中山選手もポールを引っ掛けてしまい10点と荒れ模様の展開、とどめはPクラスの石山選手が下り勾配でライン修正を試みた瞬間シャフトを破損しリタイヤとなった。


最後の第5セクションはスティープヒルを豪快にアクセルオンで登るラインにアプローチ出来るかがポイント、今期3勝目を狙う依光選手が減点2で走りきりトップの岩本選手にプレッシャーをかけたが、慎重かつ大胆なアクセルワークで走りきった岩本選手が減点3で受け流してゴール。


結果、総合減点9で全セクションをクリアした岩本選手が参戦2戦目で笑顔の初勝利を手にした、2位は減点12の依光選手、3位はクリーンか10点の差が激しい末次選手、中山選手が減点23で4位、新品タイヤの威力を発揮出来なかった佐藤選手が5位、三好選手が6位でした。



オープンデフクラスは永々のライバルを下した末次選手がお立ち台のてっぺんから2位の佐藤選手を見下ろす結果となった、3位の永崎選手は来期こそ腕をあげて前に出てきたいと語った。



そして、チャレンジカップ2013年度シリーズのチャンピオンは参戦した

3戦で2勝と2位の抜群の安定感を誇った依光選手が獲得した、今期は失敗しても以前の様に大崩れしなく成った。来期も頑張るぞとの力強いコメント。シリーズ2位はトップから4ポイント差で末次選手、来期はPクラスへのステップアップの噂も。。3位は佐藤選手で第3戦の優勝で波に乗るかと思われたが。4位は期待のダークホース岩本選手、5位はベテラン中山選手

6位は最終戦欠場が響いた石川選手だった。



エキスパートカップの年間ランキングトップは唯1人全戦に出場した石山選手だが、年間4選手のエントリーしか無いため好敵手の出現が待たれるところだ。



まとめ

2013年度シーズンに参戦していただいた皆さん、参戦出来なかった皆さんも来期も笑顔で会いたいと思います11月17日のチーム対抗戦が今年最後のイベントになりますがお元気で!

 

最終戦を迎えシリーズの行方は?