長かった?シーズンオフも終わりいよいよシリーズ開幕戦ですね。
手塩にかけて整備した愛車がちゃんと走ってくれるか、はたまた手をかける暇が無くて壊れないか心配な人も開幕戦ってドキドキするんだよね。
車検の時にそんな車を見て回るのも中々楽しいね。
心配した程は寒くは無くトライアル日和、前日にスタッフが趣向を凝らしたセクションを下見する選手たちは真剣そのもので集合のアナウンスをしても中々集まってこない。。。
レースは第3セクションと第4セクションからオープン、いの一番に第3セクションに飛び込んだのは働く男のキャリーを駆る末次選手、残念ながら減点10だったが相変わらず男の走りは健在だぜ。チャレンジ勢にとって最難関セクションだったが依光選手が最小減点1で通過、エキスパートは永田、高橋、石山、福田選手がクリーンし混戦模様だ。
第4セクションは複雑なゲート構成でいつも頭を悩ませるモーグル地帯。佐藤選手が唯一人クリーン、タイムアウトになった選手も多かったか。エキスパートの高橋選手は初めてのHiTOS方式のゲートに悩みながらも最小減点1でクリア。
第2セクションではエキスパートの福田選手が難しいラインを攻めて転倒、岸選手も前後で異音を残し動けなくなる等のハプニングが発生。
第1セクションは丸太、林間エリア、ロックと盛りだくさんだが見ため程難しさは無く両クラスともクリア率が最も高かった。
最終の第5セクションは第3セクションを逆走するコースで勝負を決する舞台となったが上位陣は実力通りの走りでどんでん返しは起こらなかった。
エキスパートカップ優勝は永田選手が唯1人全セクションクリアの総減点6で見事な安定感を見せてくれた。山崎選手は惜しくもセクション4の10点が響き総減点14で2位、同じく減点14だった福田選手がSSタイム無しの為に3位。4位はシリーズ初登場のチャイナカップ主催者の高橋選手が随所に腕前を披露してくれた。5位の石山選手は最終セクションでの減点10が悔やまれる。6位の岸選手はマシントラブルで最下位に沈んだ。
チャレンジカップ総合優勝は総減点4の依光選手が大きなミス無く走りきりお立ち台の最上段に返り咲いた。2014年度シリーズチャンピオン佐藤選手が追い切れなかった物の着実に2位をキープ、久々の参戦だった増田選手はしょっぱなの減点10が無ければ1位も狙えたが総減点12で3位。4位は石川選手、5位中村選手、6位は福島選手だった。
オープンデフクラスは総合2位だった佐藤選手が1位、2位は石川選手、3位の重田選手は第4セクションを持ち時間内に走れなかった事が悔やまれる、4位の瀬崎選手は初参加ながら今後の可能性を魅せてくれた。
初戦で参加台数18台だったのは嬉しい、次選は初夏の5月17日に行われるがまた皆さんにお会い出来る事を楽しみにしております。