HiTOS2016
チャレンジ&エキスパートカップ第4戦(9月04日)
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チャレンジ&エキスパートカップ第4戦(9月04日)
新旧交代?
いよいよ最終戦、チャレンジカップには15台(2ドア11台、オープンデフ2台、4ドア2台)、エキスパートカップPクラスには3台がエントリー。
用意されたセクション5つは最終戦にふさわしいおもてなし設定、例によってアタック順序に頭を悩ませるゲートも用意、Pクラス専用の難易度が高いPゲートはエキスパートのアタックを待ち受けている。
開会式直前まで各選手とも入念に下見を行っていた事からも選手のやる気が伝わってくる。
チャレンジカップのチャンピオン争いは依光選手が13ポイントでトップ、2位の田口選手が1ポイント差で追う展開、永野選手が9ポイント、佐藤選手の6ポイントまでが対象になる、もつれる展開を期待したい。
エキスパートカップは今シーズン2度目に成立するレース、皆勤賞の石山選手に岸、福田選手が加わり緊張感のある戦いが見られそうで楽しみである。
レースは第1、3セクションが同時にオープンされ開始。
第1セクションは林間セクションをジグザグに上り下りする設定に難しい180度フルターンがポイント、クリーンは無く田口、下村、周治選手が最小の減点1で切り抜けて好調な滑り出し、Pクラスは岸選手が産業タイヤのpゲートに捕まり減点10で出遅れた。
第3セクションは馬の背上の勾配に配置された3つのゲートと最後にヒルクライムを豪快に登る設定、ゲートを通過する順番を良く考えないとクリーン通過は難しく
田口、佐藤、中村選手だけがクリーンで攻略。Pクラスはゲートの通過基準が曖昧で選手たちを混乱させてしまい申し訳なかったが結局、岸選手のみがクリーン通過となった。
第4セクションはモーグル地帯にゲートが散りばめられ、ゴールへ進入するルートが2つ有る難コース。ライン取りに選手の個性が表れて楽しめたがここでもクリーン通過はチャレンジでは田口、佐藤選手がクリーンで通過。Pクラスは岸選手がクリーンで通過し盛り返してきた。
続く第2セクションは本部前の丘をぐるりと廻って帰ってくるチャレンジは難易度が低いコース設定で殆どの選手がクリーン通過、PクラスはPゲートが難しい位置に配置されていたにも関わらず福田選手が巧みなライン取りでクリーンしギャラリーを唸らせていた。
最後の第5セクションを残し田口選手が減点1でトップを快走、佐藤選手が減点2、依光選手が減点4、下村選手が減点5で追う展開で優勝争いが注目される。
Pクラスは福田選手が減点14、岸選手が20、石山選手が22点と展開次第では3人ともチャンスがある。
第5セクションは第1セクションの逆回りコースで難易度はさほど変わらない、ドラマが生まれるのか?
前年度チャンピオンの佐藤選手は180度フルターンで曲がりきれず無理をして10点減点を喫し優勝争いから脱落、田口選手は慎重にラインを選んで減点4で走りきりトータル減点5で終了、この時点で逆転のチャンスが有るのは依光選手のみとなった。
逆転を狙うアタックは力のこもった走りだったが、減点1の旗が上がり田口選手の優勝が決定。
チャレンジカップ結果
優勝は田口選手、依光選手と同減点だったがクリーン数で上回りお立ち台てっぺんに上り詰め初優勝。2位は惜しくも依光選手、3位には減点8で下村選手が粘りの走りで入った。4位から6位までは同減点数10だったが永野選手がクリーン数で4位、SSタイム差で5位浜口選手、6位は福島選手の順位となった。
オープンデフクラスは中村選手が佐藤選手を今回も上回る事が出来ず来期への巻き返しを誓っていた。
4ドアクラスは今回も最初のアタックでシャフトを折った植田選手を退け、小林選手が1位となったが総合9位には満足していない様だった。
Pクラス結果
第5セクションで順位が変動、岸選手がPゲートをぎりぎりでかわして減点3、トータル減点23で逆転優勝、2位の福田選手はクリーン狙いが裏目に出て転倒し2位へ、石山選手はpゲートを越える事が出来ずに3位となった。
チャレンジカップシリーズ結果
田口選手が21ポイントで2位となった依光選手の19ポイント上回り逆転初のシリーズチャンピオンを獲得、3位は12ポイントの永野選手が獲得、4位は序盤2戦をチャレンジカップで戦った福田選手が9ポイント、5位は7ポイントの下村選手、6位の佐藤選手は6ポイント。
シャンパンファイトでは優勝した田口選手を皆で祝い、びしょ濡れとなっていたが笑顔で佐藤選手に勝った喜びを語っていた。
Pクラスはシリーズ4戦全て走ってくれた石山選手が有効となった2戦で10ポイントを獲得しシリーズチャンピオン、2位は岸選手だった。
まとめ
第4戦のレポートが遅くなり申し訳ない、田口選手チャレンジカップシリーズチャンピオンおめでとう。
世代交代なのかベテランの巻き返しがあるのか来期が楽しみです。
Pクラスも有効2戦の中で石山選手が皆勤賞の意地でチャンピオンとなり嬉しい限りです。