HiTOS2018チャレンジ&エキスパートカップ第1戦

 

最終セクションでどんでん返し



開催日:2018年3月18日

開催場所:スポーツランドタマダ


中国地方の4x4トライアルのイベントの先陣を切っていよいよ今年も始まりましたね

集まったトライアラーは12人でチャレンジ(2ドア:5台、4ドア:1台、オープンデフ:5台)11台、エキスパート1台でした。

スポーツランドタマダを走るのが初めての新人3名が新風を呼んでくれました。


前日に用意された5つのセクションを早朝から皆さん熱心に下見、特に新人3人にはチームメイトやスタッフが丁寧にコースの特徴をレクチャーして緊張をほぐしています。


9時からのドライバーズミーティングでは各セクションの特徴やオフィシャルの旗の振り方を簡単に講習して、いよいよ本番。


第1セクションは360度ターンのポールが3本もある林間セクション、下見をしていてもラインがずれると慌てて同じところをくるくる回る選手や、岩を抱えてしまう人もいましたね、クリーン通過は9台。

 

 


続く第2セクションは、狭いエリアに小山が点在する中にゲート4つが配置されており、全てのゲートを通過するにはかなりのテクニックが必要。

ここをクリーンで通過出来たのは佐藤選手唯1人で2駆、4駆を巧みに切り替えてラインを制御していたようだ。

伊藤選手は巧みなスライドを使って減点1で切り抜けた。

 

 


3つ目の第4セクションは、高台からモーグルを抜けてゴールするゲートセクションでゴール前のタイヤが並べられたエリアが鬼門でラインを乱される選手が多数、最小減点2で通過出来たのは田口、佐藤、加藤、栗原の4選手で最大減点も4人いた。

 

 


3セクションのアタック終了時点でトップは減点2の佐藤選手、減点4で田口選手と加藤選手が続く展開。


後半最初の第3セクションは扇丸太を中心としたSS、先を急ぎたいが巧みに配置されたゲートで思う様に急げない!

最速タイムの佐藤選手は84秒27でクリーン通過、2位の加藤選手より2秒5以上速い。

 

 


最終の第5セクションは今日の最難関、クリーン通過は難しく粘りすぎるとタイムオーバが待っている、ここまで減点2でトップの佐藤選手が最大減点で後退したのを機に、優勝争いが面白くなる。

田口選手が減点5でゴールして総減点9で暫定トップ、加藤選手は減点8の総減点12で届かない。そこに最終アタッカーの栗原選手がまぐれの減点2でゴール。

 

 


結果発表

栗原選手が総減点8で総合優勝、前年度チャンプの田口選手と佐藤選手を従えたお立ち台はちょっと嬉しい、2位の田口選手は商品の焼きそばが欲しかった様だが3位の佐藤選手の手に、佐藤選手と田口選手のライバル関係は当分続きそうです。佐藤選手と道元ながら4位の加藤選手は悔しそうでしたね、5位は4ドアの小林選手が総減点25、6位は新人の大取選手が1点差の26点で大金星。



オープンデフクラスは前述の栗原、佐藤、大取選手に続いて中村選手が4位、5位は新人の橋本選手でした。



Pクラスは不成立でしたが怪我から復帰した石山選手が元気な走りを見せてくれ、会場を盛り上げてくれました。


最後に

毎回協賛してくれるヒカリオート様には感謝、ジャンケン大会も盛り上がりました。

早くも5月20日は第2戦ですね、トライアル初心者の受け皿になる大会を目指して頑張っていきますよ。